皆さま、こんにちは。
「岡山矯正歯科」院長の田川 淳平です。
岡山矯正歯科は、岡山県岡山市の岡山駅前にあります。
私と副院長は、日本矯正歯科学会の認定医という資格を持っています。
皆さまの中には、矯正治療を受けたいと思いネット検索をした際に、
「矯正治療は認定医にしてもらった方が良い。」
「認定医を持っていない歯医者さんの治療で悪くなってしまった。」
という文言を目にした方も多いと思います。
では、日本矯正歯科学会の認定医とは何なのか?と言うことを今日はお話させて頂きます。
- 日本矯正歯科学会とは?
- 日本矯正歯科学会の認定医とは?
- 矯正歯科選びを失敗しないために
1.日本矯正歯科学会とは?
岡山矯正歯科の院長と副院長が持っている、日本矯正歯科学会の認定医とは何か。
まずは、日本矯正歯科学会とは何かから説明します。
日本矯正歯科学会(https://www.jos.gr.jp/information)とは、歯科矯正学・矯正歯科臨床の進歩・発展を目的にし1926年に設立された日本を代表する歯科矯正学を専門とする学術団体です。日本各地の矯正歯科医を中心に、7,000名程の会員により構成されております(日本矯正歯科学会hpより)。
簡単に言うと、日本矯正歯科学会は矯正治療を学ぶ歯科医師たちの集団で、日本にはこの学会以外にもいくつかの学会がありますが、最も権威のある集団です。
2.日本矯正歯科学会の認定医とは?
この日本矯正歯科学会が認定医という制度を設けています。
そして、認定医とは何かを明言しているのが、下記になります。
日本矯正歯科学会には、認定医・指導医・臨床指導医(旧専門医)制度があります。矯正治療に関して適切かつ十分な学識と経験を有する者を、認定医・指導医・臨床指導医(旧専門医)として認定しております。これは矯正歯科医療の水準を維持し向上を図ることによって、一般市民の皆さんに適切な医療を提供するために行われているものです(日本矯正歯科学会hpより)。
つまり、日本矯正歯科学会の認定医は、矯正治療の適切かつ十分な学識と経験を持っていて、一般の皆さまに適切な医療を提供できる、と言っています。
この資格を得るためには、大学病院の矯正歯科での長年に渡る治療経験が求められ、何例も歯並びや咬み合わせを綺麗な仕上がりに治療できている必要があり、さらに厳しい試験と審査に通過しなければなりません。
日本矯正歯科学会も、矯正歯科治療は認定医以上による治療を勧めています。
日本全国の歯科医師の人数は約10万人で、その内に日本矯正歯科学会の認定医は約3千人と、狭き門であることが伝わるのではないでしょうか。
日本矯正歯科学会のhpでは地区ごとの認定医を探すことができますので、是非一度検索してみて頂きたいのですが、
当院の院長も副院長もどちらも、認定医を持っていることが分かります。
3.矯正歯科選びを失敗しないために
日本矯正歯科学会の認定医は、一定以上の治療レベルを持っていることが、ここまでの説明でお分かり頂けたかと思います。
ここで、注意が必要なことがあります。
それは、「〇〇矯正歯科」や「〇〇歯科・矯正歯科」という名前のクリニックであっても、認定医が在籍していなかったり、十分なレベルを持った歯医者さんがいないクリニックがあるということです。
認定医を持っていない下手な歯医者による矯正治療でとんでもないことになった、というニュースを目にすることが増えています。
私の長年の歯医者経験の中で、「近隣の歯医者さんで矯正治療を受けたけど綺麗になるどころか、治療前よりも悪くなった」という訴えで私のもとに来られた患者さんは何人もおられます。
もちろん、認定医を持っていなくても治療がある程度できる歯医者さんというのは存在します(全国でも数えるほどしか私は知りませんが、、、)。
ただ、その歯医者さんを患者さんが見つけるのは至難の業だと思います(矯正歯科医の私ですら、そんな歯医者さんを見つけるのは難しいです、、、)。
このため、安心安全に矯正治療を受けるためには、「日本矯正歯科学会の認定医」による治療をお勧めします。
この記事を読んだ方が、より良い矯正治療を受けられることを願っています。
今後もどうぞご贔屓ご鞭撻のほどを。