WHY?
なぜ「抜歯矯正」は
難しいのか?
難しいのか?
抜歯矯正は、単に歯を抜くだけではありません。抜いたスペースを利用して、残った歯を正しく動かす「高度な歯のコントロール」が必要です。
難易度 | 動かし方 | 解説 |
---|---|---|
★ ★ ★ ★ ★ |
近心移動 (奥歯を前に動かす) |
臼歯のような大きな歯を前方に移動させるのは非常に困難。 強固な固定源(歯科矯正用アンカースクリューなど)が必要で、動きも遅く、コントロールが難しい。 |
★ ★ ★ ★ ☆ |
トルクコントロール (前歯の根の角度調整) |
抜歯スペースを閉じて前歯を引っ込めるとき、 内側に傾斜しないよう歯根の向きをコントロールする必要がある。 審美・機能ともに重要。 |
★ ★ ★ ☆ ☆ |
遠心移動 (奥歯を後ろに動かす) |
非抜歯でスペース確保に使うことが多いが、抜歯矯正の補助的戦略としても使われる。 骨の制限やアンカーコントロールが必要。 |
adaptability
当院の「難症例への対応力」
矯正治療の中には、単純な歯列の乱れだけでなく、抜歯を伴うケース、骨格的なズレ、外科手術を必要とするような症例など、専門的な知識と高度な治療技術が求められる「難症例」が存在します。
当院では、矯正歯科医として長年にわたりそうした難症例に対応してきた経験をもとに、一人ひとりに最適な治療計画と丁寧な技術で矯正治療を提供しています。
1
15年以上の臨床経験と1,500症例以上の実績
矯正治療に15年以上携わり、これまでに1,500名以上の患者様を治療してまいりました。中には、他院で「難しい」と診断されたケースや、再治療を希望される患者様も多く、豊富な経験をもとに、個々の状態に応じた最適な治療をご提案しています。

2
抜歯症例への高い対応力
叢生(ガタガタの歯並び)や出っ歯、骨格の不調和により抜歯が必要となる矯正治療では、抜歯後のスペースをどうコントロールするかが非常に重要です。
特に難易度の高い「近心移動」や「トルクコントロール」に対しては、歯科矯正用アンカースクリューなどの補助装置を活用しながら、歯を正確に動かす治療を行っています。
特に難易度の高い「近心移動」や「トルクコントロール」に対しては、歯科矯正用アンカースクリューなどの補助装置を活用しながら、歯を正確に動かす治療を行っています。

3
すべての矯正装置に対応可能
表側矯正(ラビアル)、裏側矯正(リンガル)、マウスピース型矯正(インビザライン等)など、装置の種類にとらわれず、症例に最適な方法を選択。
審美面・機能面のバランスを考慮しながら、患者様のご希望に最大限配慮した治療を提供しています。
審美面・機能面のバランスを考慮しながら、患者様のご希望に最大限配慮した治療を提供しています。

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CT・3Dスキャンを用いた精密診断
難症例の治療では「診断の精度」が結果に直結します。当院では、歯科用CT・口腔内スキャナーなどの3Dデジタル機器を用いて、歯の根の位置、骨格の形状、顎のバランスを立体的に分析。
緻密な治療計画を立てたうえで、治療をスタートします。
緻密な治療計画を立てたうえで、治療をスタートします。

5
歯科矯正用アンカースクリューなど先進装置によるコントロール精度の向上
近心移動や圧下、非対称の歯の移動など、通常のワイヤーでは難しい動きには、歯科矯正用アンカースクリューを用いた固定・牽引技術を活用。
歯の移動を正確に行うことで、治療期間の短縮や後戻りのリスク低減にもつながります。
