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当院について
2024.06.27

【アライナー矯正(マウスピース矯正)とは?メリット・デメリットと治療プロセスを徹底解説】


皆さま、こんにちは。

岡山県岡山市の岡山駅前にある「岡山矯正歯科」院長の田川 淳平です。

当院は矯正治療専門の歯科医院であり、ワイヤー矯正だけで無く、アライナー矯正(マウスピース矯正)が得意。

当院がアライナー矯正を得意としていることを皆さまに知って頂いているようで、当院でのアライナー矯正治療を求めて有難いことに岡山県中から患者さんに来院して頂いています。

皆さまの中には、矯正治療を受けたいと思いネット検索をして、従来のワイヤー矯正以外にアライナー矯正(マウスピース矯正)というものがあると目にしたことがある方も多いと思います。

「透明なマウスピースで矯正治療ができるなら、装置が目立たないだろうし、良さそう。」

というイメージを持たれる方は多いでしょう。

この記事では、アライナー矯正の基本から、そのメリットとデメリット、治療プロセスについて、日本矯正歯科学会の認定医である院長が詳しく解説します。

  1. アライナー矯正(マウスピース矯正)とは?
  2. アライナー矯正のメリット
  3. アライナー矯正のデメリット
  4. アライナー矯正の治療プロセス
  5. 最後に

1.アライナー矯正(マウスピース矯正)とは?

アライナー矯正(マウスピース矯正)

マウスピースは透明で目立たないだけでなく、ワイヤーの矯正とは違い、取り外しができます。

アライナー矯正のメカニズム

アライナー矯正とは、透明なマウスピースを使って歯を徐々に動かす矯正治療の方法です。

現在の歯並びの状態よりもほんのわずかに良い状態になっているマウスピースを装着すると、歯が動いてそのマウスピースと同じ歯並びになる、というのがアライナー矯正のメカニズム。

1つのマウスピースで歯が動く量はとても小さいですが、何十個ものマウスピースを用いることによってワイヤー矯正と同様の効果を得ることができます。

患者さんは医院から受け取ったマウスピースを装着し、数か月に一度定期的に通院し、医院で歯の動き具合を確認してもらいながら治療を進めていきます(ワイヤー矯正と比較して来院は頻繫ではありません)。

アライナー矯正の歴史

アライナー矯正は目新しい治療と思われがちですが、そうではありません。

ただ、ここまで治療法が確立し、ワイヤー矯正と同様の結果を残せるようになって来たのはここ10年くらいの話。

アライナー矯正のマウスピースには様々な種類がありますが、インビザラインの出現がアライナー矯正発展のターニングポイントになりました。

インビザラインの特徴は、スマートトラックという優れたマウスピースの材質、歯の動きを実現させるためのアタッチメントと言う歯に付ける突起、歯を1本1本精密に動かす治療計画にあります。

現在はインビザラインよりも後発のマウスピースもいくつか各社から発表されていますが、比較してみるとやはりインビザライン一強の状況は変わらずです。

岡山矯正歯科でもインビザラインをよく使っています。

2.アライナー矯正のメリット

アライナー矯正(マウスピース矯正)とワイヤー矯正の比較

以下にアライナー矯正のメリットを挙げます:

  • 目立たないデザイン:透明なアライナーは目立たないため、矯正治療中でも自然な見た目を保つことができます。
  • 取り外し可能:食事や歯磨きの際に取り外せるため、口腔衛生が保ちやすい(歯磨きがしやすい)。
  • 快適さ:ワイヤー矯正に比べて口の中の不快感が少ない。

3.アライナー矯正のデメリット

もちろん、アライナー矯正にも以下のようにデメリットが存在します:

  • 自己管理が必要:アライナーの装着時間がそのまま治療の成功に直結し、「一日22時間以上の装着」が必要です。
  • 上手な歯科医師が少ない:アライナー矯正とリンガル矯正は、歯科医師側に高度なレベルが求められます。つまり、かなり上手な矯正専門の歯科医師に治療をしてもらわないと綺麗には治りません。しかしながら、そのレベルを持った矯正専門の歯科医師は極少数であり、なかなか出会えないのが現状です。
  • コスト:たくさんのアライナーが必要になるため、装置の材料費はワイヤー矯正などの他の矯正装置と比較して高くなります。

4.アライナー矯正の治療プロセス

アライナー矯正の治療は以下のように進みます:

  1. 初診カウンセリング:まずは患者さんの希望や悩みを伺い、歯の状態をチェックし、治療の説明を行います。
  2. 精密検査:写真やレントゲンなどの資料を採得します。
  3. 診断:治療の詳しい説明を行います。
  4. 口腔内スキャンとアライナー作成:現在のお口(歯や歯ぐき)の状態を口腔内スキャナーを用いて撮影し、コンピューター上で矯正治療の治療計画を作成し、その計画に合わせてオーダーメイドのアライナー(マウスピース)を作成していきます。この作成過程の中で治療計画作成が最も重要であり、ワイヤーを含む矯正治療の知識が無ければ患者さんの歯並びが治るマウスピースを作成することができません。このため、アライナー矯正は日本矯正歯科学会の認定医を持つ矯正歯科医による治療を受けるのが安心です(日本矯正歯科学会の認定医については、コチラの記事をどうぞ。)。
  5. アライナーの装着:歯の表面にアタッチメントという突起などを付けて、アライナー矯正治療のスタート。通常1週間毎に新しいアライナーに交換します。
  6. 治療のための定期的な来院:矯正治療期間中は定期的に来院して頂き、装置の調整や経過の確認を行います。
  7. 保定:矯正治療が完了した後には保定が必要です。

5.最後に

今回は、アライナー矯正についての基本情報からそのメリット・デメリット、そして治療プロセスまで詳しくご紹介しました。

この記事のポイントを振り返ってみましょう。

  1. アライナー矯正とは:透明なマウスピースを使って歯を徐々に動かす矯正方法で、目立たず、取り外しが可能です。
  2. メリット
    • 目立たないデザイン取り外し可能、快適さ
  3. デメリット
    • 自己管理が必要上手な歯科医師が少ないコスト
  4. 治療プロセス
    • アライナー矯正治療はまずは初診カウンセリングからスタートします。

アライナー矯正は、見た目を気にせずに歯並びを改善したい方にとって非常に有効な選択肢です。

岡山矯正歯科では、アライナー矯正やアライナー矯正装置以外にも目立ちにくい装置で、お仕事や学校生活を妨げることなく、あなたの歯並び改善のサポートができます。

お気軽にお問い合わせいただき、これからの一歩を一緒に踏み出しましょう。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

このブログを読んで、アライナー矯正について知ってもっと知りたい、あるいは当院での初診カウンセリングで具体的な治療の相談をしたいと思って頂けた方は、是非当院にお越しください。

この記事を読んだ方が、より良い矯正治療を受けられることを願っています。

今後もどうぞご贔屓ご鞭撻のほどを。

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